三重県認可の専門学校 厚生労働大臣指定の養成施設

伊勢リハ☆ブログ

足の形~アーチ編2~

体のことを聞きました
みなさん、こんにちは。
体シリーズ、足裏アーチ編の続きです。


ー足のトラブルが体の他の場所に影響を及ぼすことはありますか?

はい。足の変形や障害により、他の部位に波及して痛みや障害をもたらすことがあります。
多くは、姿勢が崩れることで身体のバランスが乱れ、腰や膝に負担がかかることがあります。




ー成長や運動などで足の形が変わることはありますか?

赤ちゃんはみんな扁平足です。幼児期に筋力が発達し、
成長過程で「土踏まず」が形成されます。
一般的には、1~3歳ごろに「土踏まず」が形成されてくれば、特に問題ないと言われています。

運動では、日常生活の原因として挙げた
①長時間の立ち作業による負担 ②スポーツなどによる使い過ぎなどで
足が変形する場合があります。
対策としては、足裏の柔軟性改善、足裏の筋力強化、足底挿板(インソール)などがあります。


ーありがとうございます。


参考文献:
ぜんぶわかる筋肉・関節の動きとしくみ事典 川島 敏生 著
運動連鎖~リンクする身体~ 嶋田 智明・他 著
足関節機能の評価法と臨床推論の進め方 理学療法25巻9号(2008)赤羽 勝司・他 著
特集 靴と足の障害 靴と中・後足部の障害 関節外科 Vol.31 No.1(2012)