足の形とトラブル2~予防・改善編~
体のことを聞きました
体シリーズ「足の形2」です。
前回は足の形の見分け方とトラブルについて教えていただきました。
今回は、その予防と改善について伺いました!
ー前回、エジプト人のタイプが最も変形しやすいと言われているとのことでしたが、
改善法や予防法があれば教えてください。
外反母趾の改善法や予防法としては、運動・テーピング・装具(サポーターなど)があります。今回は、外反母趾予防・改善の運動を3つ紹介させて頂きます。
1.母趾(足の親指)の関節を動かす
目的:指の変形の予防・改善
回数:20回×3セット
① 母趾にゴムをひっかける。
② 踵をつけたままゆっくりと母趾同士を離していきます。(痛みがない範囲)
2. 足裏のマッサージ
目的:足裏の柔軟性改善
回数:1分×3セット
① 足の裏にボールを置く。(ゴルフボールやテニスボールなど)
② 前後にコロコロと繰り返しボールを転がす。
3. 足指の筋を鍛える
目的:タオルを片足の指5本でしっかり握り、持ち上げ、離すという動きで足裏筋の強化を図る。
回数:①~③を10回×3セット行う。
① 握る
踵をつけた状態で足指5本を使ってタオルを握り5秒キープする。
② 持ち上げる
踵をつけた状態でさらにタオルを床から上に持ち上げる。5秒キープする。
③ 離す
足指をパーにして(広げて)タオルを離す。
パーのまま5秒キープする。
また、小さすぎる靴や踵の高い靴(ハイヒールなど)を履くと、
靴の中で足趾(足の指)がぶつかり、折り重なり、変形などにつながる可能性があります。
そのため、なるべく拘束がないようにすることが大切です。
参考文献:
カラー版 カパンジー機能解剖学 II 下肢 原著第6版 単行本 A.I.Kapandji
運動器疾患に対するリハビリテーションの実践法 足関節疾患 関節外科 Vol.29 4月増刊号(2010)
特集 靴と足の障害 靴と中・後足部の障害 関節外科 Vol.31 No.1(2012)
診療必須手技:基本手技と診断ピットフォール 足関節、足部 関節外科 Vol.26 4月増刊号(2007)
前回は足の形の見分け方とトラブルについて教えていただきました。
今回は、その予防と改善について伺いました!
ー前回、エジプト人のタイプが最も変形しやすいと言われているとのことでしたが、
改善法や予防法があれば教えてください。
外反母趾の改善法や予防法としては、運動・テーピング・装具(サポーターなど)があります。今回は、外反母趾予防・改善の運動を3つ紹介させて頂きます。
1.母趾(足の親指)の関節を動かす
目的:指の変形の予防・改善
回数:20回×3セット
① 母趾にゴムをひっかける。
② 踵をつけたままゆっくりと母趾同士を離していきます。(痛みがない範囲)
2. 足裏のマッサージ
目的:足裏の柔軟性改善
回数:1分×3セット
① 足の裏にボールを置く。(ゴルフボールやテニスボールなど)
② 前後にコロコロと繰り返しボールを転がす。
3. 足指の筋を鍛える
目的:タオルを片足の指5本でしっかり握り、持ち上げ、離すという動きで足裏筋の強化を図る。
回数:①~③を10回×3セット行う。
① 握る
踵をつけた状態で足指5本を使ってタオルを握り5秒キープする。
② 持ち上げる
踵をつけた状態でさらにタオルを床から上に持ち上げる。5秒キープする。
③ 離す
足指をパーにして(広げて)タオルを離す。
パーのまま5秒キープする。
また、小さすぎる靴や踵の高い靴(ハイヒールなど)を履くと、
靴の中で足趾(足の指)がぶつかり、折り重なり、変形などにつながる可能性があります。
そのため、なるべく拘束がないようにすることが大切です。
参考文献:
カラー版 カパンジー機能解剖学 II 下肢 原著第6版 単行本 A.I.Kapandji
運動器疾患に対するリハビリテーションの実践法 足関節疾患 関節外科 Vol.29 4月増刊号(2010)
特集 靴と足の障害 靴と中・後足部の障害 関節外科 Vol.31 No.1(2012)
診療必須手技:基本手技と診断ピットフォール 足関節、足部 関節外科 Vol.26 4月増刊号(2007)