三重県認可の専門学校 厚生労働大臣指定の養成施設

伊勢リハ☆ブログ

災害医療研修へ参加して

レポート
みなさんこんにちは、伊勢リハ広報室です。

昨日、伊勢湾台風レベルとされた台風24号が通過しました。
倒木や増水した河川のほか、
本校近辺の鉄塔や電柱が工事作業中で
台風の大きさを改めて実感しています。

さて今回は、櫻本先生による研修の報告です!


第11回JIMTEF災害医療研修ベーシックコース 参加報告

平成30年9月22日(土)~23日(日)の2日間、
第11回JIMTEF災害医療研修ベーシックコースに
三重県士会より推薦いただき参加してまいりました。
会場は、独立行政法人国際協力機構(JICA/ジャイカ)東京センターでした。





この研修は医療職を対象としてもので、
日本栄養士会・日本理学療法士協会・日本言語聴覚士会・日本作業療法士会・
日本臨床衛生検査技師会・日本臨床心理士会・日本柔道整復師会・日本鍼灸師会・
全日本鍼灸マッサージ師会・日本視能訓練士会・日本社会福祉協会・
日本歯科衛生士会・日本視能訓練士協会などに所属されている先生方が今までに参加されています。

昨年度までの参加者は約1200名、
理学療法士はその中で約250名の参加ということで最多数でした。
今年度の全体参加者は126名、理学療法士の参加者は33名。
都道府県別にまとめると35都道府県の参加であり、三重県からは理学療法士1名、作業療法士1名の参加でした。 
 
今年は各地で様々な災害が起こっており、
被災県ではないものの災害医療について関心がありました。
研修では発災から急性期の対応や避難所アセスメント、生活機能、
非常食からメンタルヘルスケアまで多方面から災害医療を学ぶよい機会となりました。

 

 

災害が起こった際に我々理学療法士が率先して取り組めるように
今回のような講義や体験をしておかなければいけないと痛切に感じました。
被災者が少しでも生活環境を整えられるために、
他職種との連携や現地の災害対策本部、所属組織の事務局との連携が大切で、
情報を共有することや正確な情報を伝えることが大事であると思いました。


伊勢志摩リハビリテーション専門学校 櫻本 新